慶長九年(1604年)
薬師堂への道を下っていかずに 薬師堂とは反対の路傍を振り返ってみると 幅2.5mほどの大石に彫られた六地蔵さんに目が止まります
長方形に彫り窪められた枠の中に六体の合掌地蔵が半肉彫りされています 慶長九年(1604)の記念銘があります
薬師堂の由緒記 伊賀市教育委員会
薬師堂への下り段の道端にある薬師沢六地蔵磨崖仏は、幅2.5メートルほどの丸い自然石に六地蔵が横一列に彫り出されている。これには慶長九年(1604年)の銘がある。
現地案内板より引用
六地蔵信仰とは、六道(地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上)のどこにおいても救いの手を差し伸べる六道救済のための信仰をいう。
石の脇には椿の木が植えられていて 地蔵さんらは愛らしい花をみながら笑っているようです
参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」P7 市田進一
「島ヶ原村史」P863 島ヶ原村
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