地蔵ノ本地蔵薬師石仏 伊賀市鍛冶屋地蔵ノ本

室町時代前期  

小川の中に立つ二面石仏

鍛冶屋地蔵堂の前で県道と交わる小川の対岸 切り出されたような大石の二面に仏さんが肉彫りにされています

油断すると正面の地蔵さんにしか気づかないとおもいます その右の面にも仏さんが彫られているんです GoogleMapには「地蔵二尊磨崖仏」と表記されていますが 市田氏の採られた拓本にははっきりと左手の薬壺が見えているので右面の仏さんは薬師さんだということがわかります

川に入らないと近づけない場所ですが それでもきちんと新しいお花が供えられていました

参考書籍

「伊賀の石仏拓本集」P114 市田進一

コメント

タイトルとURLをコピーしました