安土桃山時代
伊賀市指定文化財
大和街道の苔の道
大和街道の旧道を歩いてみました 民家の間を通り抜けて竹林の中に進み 苔むした坂道を下っていくと 立派な一石六地蔵とお会いすることがでます 六体の地蔵さんは普通の六地蔵さんより背丈が大きく 愛らしい表情もうかがうことができました 光の少ない山中にあってもそこだけは緑の光が溢れて見えます
峰の六地蔵磨崖仏
現地案内板より引用
島ヶ原観光協会
この六地蔵は、室町末期の作と推定され、幅5.6メートル、高さ1.7メートルの自然石に6体彫られ、向かって左に本願沙佐、右に動清、妙徳、結縁と刻まれている。
この仏像の特徴は一般には30センチメートルぐらいの化身が普通であるが、この六地蔵は1尺6寸(約53センチメートル)と、かなり大きく珍しい。また、1体1体の持ち物を変化させ、蓮華座まで刻まれている。
参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」P1 市田進一
「島ヶ原村史」P858 島ヶ原村
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