万松寺の阿弥陀如来石仏 伊賀市高尾

鎌倉後期
伊賀市指定文化財

素朴な山里の阿弥陀さん

八知から桜峠を越えて行きました 桜峠…車一台通るのがやっとで怖かった 
万松寺は静かな山里のお寺でした 会所のようなお堂に ちょうど年忌だったのだろうか 縁にいくつか履物が脱いであって 小さな鐘の音と読誦の声が聞こえていました 

石造阿弥陀如来立像 伊賀市教育委員会

「三国地誌」によると、もとは床並から長瀬に通じる路傍に立っていた。高さ212cm、幅76cmの自然石に舟型光背を深く刻み、仏身85cmの来迎阿弥陀像を浮彫にしている。台座は二重蓮華文に反花を線刻に表し、銘記はないが鎌倉時代末期の作と推定される。

現地案内板より引用

立ち姿の阿弥陀さんは笑顔の優しい仏さんでした

参考書籍

「伊賀の石仏拓本集」P214 市田進一 
「青山町史」P958 青山町
「青山町の文化財」P37 青山町教育委員会

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