鎌倉時代後期
伊賀市指定文化財
集落の片隅の四面石仏
才良集落の北端に小石仏が集められた場所があります その中央で一際異彩を放っている四面石仏です 付近に車を停めるスペースがあるかどうか不安だったので 少し離れたところに車を停めて 田園の中の道を1Kmほど歩きました
岩根の磨崖仏を彫った石大工
市田進一氏の「伊賀の石仏拓本集」には、『この石仏は岩根磨崖仏と同一作者の可能性があり、徳治元年頃の作と考える。』とあります 伊賀でも古い石仏のひとつです
荒く欠き割っただけの縦長の花崗岩の四面に 左は如来型の弥勒 右は薬師如来
左は阿弥陀如来 右は薄肉彫りされた板型の五輪塔
参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」P135 市田進一
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