青蓮寺の三十三観音石碑 名張市青蓮寺

享保十二年(1727) 

西国三十三所の石碑 

青蓮寺公園の丘の上の地蔵院 一石に西国三十三番の観音さんを彫った石碑があります 享保十二年の銘が残ります 名張には上長瀬にも美しい三十三観音石碑が残されています

青蓮寺

境内にはたくさんの蓮の鉢が置かれています 弘法大師がここ青蓮寺で青い蓮が咲き開く風景を見たという言い伝えがあるそうです 

混沌とした時代だからこそ仏教に期待されるものは大きいとおもうのですが 裏腹に伊賀を歩いていると無住寺だらけです こんな看板を見つけてほっとした気持ちになりました 
こんな話も聞きました 終戦間近に一機のB29が近くの山中に墜落し乗員11人のうち2人は死亡 生き残った乗員も処刑されたそうですが 地蔵院では境内に落下した機体の破片を保管し 地元の複雑な感情を考慮してひっそりと供養してきたそうです 2005年には地区の賛同を得て地元戦没者との合同慰霊祭が営まれたということです

参考書籍

「名張の金石文撰ー石仏•石塔編」P72 名張金石文研究会 

コメント

タイトルとURLをコピーしました