南北朝時代
宝篋印塔塔身の四方仏
近鉄大阪線と伊賀鉄道とが交わるデルタ地帯に比土の来迎寺があります
山門を入って右手奥の手水のそばに残欠を組み合わせた宝篋印塔が立っています
塔身の四面に南北朝期の顕教四仏が彫られています
東面は薬師如来 西面は阿弥陀如来 南面は釈迦如来 北面の弥勒如来
無縁塔の阿弥陀三尊石
本堂の中からは御詠歌が聞こえています
境内には見上げるばかりの無縁塔がたっていて
数人のご婦人が花をあげておられました
その無縁塔の中に姿の良い阿弥陀三尊が立ってみえます
参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」P118〜120 市田進一
コメント