鎌倉時代〜

名張市内から名張川に沿って県道80号線を北上すると もうすぐ山添村という場所に薦生の集落があります 古い建物の残る集落のほぼ中心地 中山神社に隣り合って明王院があります 本堂横手の無縁塔に残る地蔵立像です 鎌倉末期の作 古い仏さんです

こちらは室町中期の地蔵 まだ開いていない蓮の花を持っています 市田進一氏は「未開敷蓮華を持つ地蔵は大変珍しい。」と書かれています (「伊賀石仏拓本集」)


寛正五年(1464)の銘がある明王院の仁王さん
あんまり怖そうには見えません

参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」P218 219 市田進一
「名張の金石文撰ー石仏•石塔編」P38 名張金石文研究会
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