観応二年(1351)
三重県指定文化財
滝の在所に過ぎたるものは 寺と桜と滝の水
伊賀名所記には上のようなうたがあるそうです 桜の時期にも来てみたいものだ
県の指定文化財にもなっている九重塔 初重軸部に舟型光背を彫りくぼめた中に薬師 阿弥陀 釈迦 弥勒の顕教四方仏を薄肉彫りにしています 観応二年(1351)の銘が残されています
無縁塔には室町時代の年号銘の五輪塔があります 左側の塔の地輪には地蔵さんが彫られていて明應二年(1493)の銘があります 右側の塔の地輪には来迎印の阿弥陀さんが彫られいます 延徳三年(1491)の銘があります 伊賀市の文化財に指定されています
宝篋印塔の基礎に使われている五輪塔地輪 中央の阿弥陀さんの左側に明應五年(1496)の銘文が残っています
参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」P190〜195 市田進一
「青山町史」P950 青山町
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