室町時代
津市指定文化財
七体地蔵さんの少し上流の対岸には 川の流れに洗われている大岩に六体の地蔵さんが彫られています 七体地蔵さんからは50mほどの距離ですが 河岸を伝っていくことはでないので一度県道まで戻ることになります
大岩の前には足場はなく 一体何処から拝んだのでしょうか 正面から拝むためには川に入らなくてはなりません 川の対岸からというのでもなさそうですが
六体地蔵七体地蔵 日南田
集落の東方に当たる穴倉川の中左岸に近く直径約三メートルの花崗岩の転石に、六体のお地蔵さんが彫りつけてあります。
現地案内板より引用
右岸の岩肌にも、七体のお地蔵さんが彫られています。
この辺り、水の淀みがあり、上を雄淵、下を雌淵、併せて夫婦淵と呼んでいますが、この地蔵様の由来は定かでありませんでした。
昔、隕石がこの淵に落下し、それ以降、旱魃の時に雨を授かるという言う嬉しい話がありまして、実際、大正年間には、大旱魃で村人達が百日間夫婦淵の水神に祈願をしたと言いますから、昔にもそんなことがあって、仏像を刻んだのでしょうか(室町時代のもの?)
戦国期の供養のためのものとも言い、村境を守る石仏だとも言いますが、如何なものでしょうか。
参考書籍
「美里村史下巻」P456 美里村
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