大川地蔵磨崖仏 伊賀市治田大川

室町時代 
伊賀市指定文化財

全高4.3mと伊賀地方の磨崖仏ではもっとも大きい大川地蔵さん 
月ヶ瀬湖に続く名張川の右岸 
その岸壁の地籍は伊賀市治田地内にありますが
岸壁に彫られた地蔵さんは対岸の山添村からでないと見ることができません

地蔵さんの周囲には十王の線刻があるはずですが 水位が高いことと 岸辺からずいぶん離れているせいで 地蔵さんの左右下の二体しか確認できませんでした

伊賀市の文化財に指定されていますが それを眺めることのできる唯一の地点が対岸の山添村ということで 案内板も何もなく 気づかない人も多いのではないでしょうか なにやらもったいないような気もしてきます
地蔵さんを見るには名阪国道を五月橋ICで降りてカントリーパーク大川をめざします 県道785号線を約2㎞ 案内板が出ているので迷うことはないと思います

参考書籍

「伊賀の石仏拓本集」P99〜103 市田進一

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