寛正五年(1464)
大村神社の西参道を下っていくと 地蔵さんをお祀りするお堂がふたつ並んで建っています 最初のお堂は薬師堂の地蔵さんで その左のお堂が寛正地蔵さんです
お堂の扉を開けるのは憚られるので ずっと記事にすることができませんでしたが
きょうは格子の間に径の小さいレンズをくっつけて なんとか少しだけ地蔵さんの姿を写真にしました
お堂の中には五輪塔がお祀りされていて その地輪に仏さんの坐像が半肉彫されています 手印は判別できませんが 結跏趺坐した阿弥陀さんのようです 像の右側に寛正五年(1464)の記銘が残されています
参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」P197 市田進一
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