庵バス停前の地蔵磨崖仏 名張市神屋

室町後期

神屋西山橋の三叉路 ここから折戸川を下っていくと青蓮寺から夏見にでることができます 北へ向かうと奈垣を抜けて蔵持へ 三叉路から折戸川を遡っていくと布生を抜けて長瀬に出ます その先は高尾〜霧生 長瀬から名張川を遡れば太郎生から伊勢本街道に接続します 神屋とか奈垣の辺りは道が狭くて何度も泣かされているのですが 昔は人が多く歩いた道なのだろうとおもいます

三叉路に立って見回すと 西側の路肩の法面に磨崖の地蔵さんが見つかります 深く舟形を彫り窪めた中に右手錫杖 左手に宝珠の地蔵さんを刻んでいます

地蔵さんの左手の岩に彫られた五輪塔 両側に刻銘があって 寛文八年(1668)の文字が残っています

参考書籍

「名張の金石文撰ー石仏•石塔編」P116 名張金石文研究会  

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