江戸時代

県道80号線を名張方面から北に向かうと笠間川にかかる葛尾橋の下の河原に弁天さんの磨崖仏があります 口元に塗られた朱が印象的な弁天さんです

造立の時期は江戸期まで下ると考えられています そもそもがインドの神さんだからでしょうか いつもの見慣れた仏さんらとは違って 少し違和感をおぼえます 笠間川沿いに残る磨崖仏の中でも異色の仏さんです

名張市内の川の堤防などでは水神碑をよく見かけますが ここで立っておいでの弁天さんも川の治水を願ってのことだろうとおもいます

参考書籍
「名張の金石文撰ー石仏•石塔編」P40 名張金石文研究会
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