年代不詳
高座原の磐座からさらに登山道をすすでいきます
道の左右の植林された山林の中には低い石垣が残っていて どうやら昔は集落があった場所のようです 磐座が残る山神の辺りも今は集落から離れた山中ですが 昔は寺子屋があったということです
道の左手に見慣れないすがたの磨崖仏が見えます 真円の彫り窪みの中に地蔵さんの坐像
左手に宝珠 右手は振り錫杖のようです
この丸い彫り窪みは何なのだろう 松阪市嬉野川北町の墓地に寛永十五年銘の地蔵さんがみえますが 板碑型石材に浮き彫りされた地蔵さんの上部に丸い円窓がくり抜かれています その円窓は日輪を表しているといわれているが この地蔵さんも日輪を背負っているのでしょうか
このあたりは清らかな空気が満ちています
経ヶ峰はやはり神の山なのだとおもいます
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