室町後期〜
羽根の不動院 安楽寺の奥の院と言われていますが 安楽寺からは南に1キロほど離れた丘陵の中にあります 境内には三〜四十基もあるでしょうか たくさんの少石仏が並んでいます
天文三年(1534)九月十日の刻銘がある地蔵さん 銘が残る境内の石仏のなかでは一番古い地蔵さんです
ここには三十三観音霊場も開かれていたようで観音様の姿も多くあります
室町時代の作といわれる五輪塔 伊賀市の有形文化財に指定されいます
不動堂の中の巨岩には不動明王が彫られている筈ですが 扉がピッタリと閉じられていて中を窺うことはできませんでした
参考書籍
「伊賀の石仏拓本集」市田進一
「青山町史」 p.978〜979 p.956
「青山町の文化財」 p.33
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