天和三年(1683)
蓑曲小学校裏の瀬古口墓地
墓地の入り口 の一石六地蔵さんです
天和三年(1683)の刻銘が残されています
緩やかな反りを残して駒形に整えた板石に
六体の地蔵さんらが並んでいます
足元に蓮坐を陰刻し 頭部に頭光輪が刻まれています
名張の一石彫成の六地蔵さんは
江戸中期に造立のブームを迎えたようで
在銘のものだけみても
平尾の宝蔵寺(1687) 丈六寺(1690) 星川墓地(1690) と
次々に造立が続いています
その造立ラッシュの皮切りとなったのがここ瀬古口墓地の地蔵さんです
参考書籍
「名張の金石文撰ー石仏•石塔編」P71 名張金石文研究会
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