江戸時代
津市の文化財に指定されている石造物の中にキリシタン灯籠があるので訪ねてみました 旧久居市木造町の引接寺の境内です
宝珠 請花 笠 火袋 中台 竿と当初のままでよく保存されています 竿部の上部の膨らみは控えめですが十字架の形を暗喩しているといいます
竿石の正面に人物像が薄肉彫りされていて 現地にある市教委の案内板には 「竿部一面にキリスト像が浮き彫りにされています。キリスト像は、頭に帽子をかぶり、肩にマントを掛け、ズボン姿で、旅姿の形容をしています。」とあって 竿部側面に長方形の穿たれた穴については 「穴の中に十字架などを納め、石のふたをする構造になっています。」とあります
コメント