元禄8年(1695)
大湊墓地には大きな二体の仏さんが座っておられます
墓地に入ってすぐ見える東側の仏さんがお釈迦さん
墓地の西側に見える仏さんが阿弥陀さんです
現地の案内板から引用させていただきました
『お大仏さん(おぼとけさん) 伊勢市大湊町振興会
大湊住人の山中道喜が京都の道栄堂素という人と知り合いになり、大仏建造の世話方を依頼すると、堂素はこれを受けて伊豆の下田で石を求め、江戸で名高い石工に大仏つくりを依頼して一年後、元禄8年(1695)9月に坐像されました。県内では最大の石仏です
現地案内板より引用
西 阿弥陀如来像 東 釈迦如来像 』
こちらが東側のお釈迦さん 像高170cm
こちらが西側の阿弥陀さん 像高167cm
印相を見ると お釈迦さんは法界定印 阿弥陀さんは阿弥陀の定印を結んでいるので 見分けることができます
お釈迦さんはこの世から念仏者を極楽へ発し遣わし(発遣) 阿弥陀さんは極楽からこれを迎えに来てくれる(来迎) だから遣迎の二尊というらしいです
参考書籍
「伊勢史文化財編」伊勢市 P328
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