元禄六年(1693)
国道42号線 前村のバス停から紀勢本線の方への道を降りていくと
すぐのところに小さな地蔵堂が建てられています
中を覗き込むと 青石に彫られた立派な地蔵さんでした
すぐのところに小さな地蔵堂が建てられています
中を覗き込むと 青石に彫られた立派な地蔵さんでした
多気町史の「佐奈地区の伝説」の中に こんな話が載せられています
元禄の頃、村人が山で立派な石を見つけた。石橋にすべく運び出しにかかったところ、いっかな動きそうにない。村人は思案し直して地蔵に彫った方がよいと決めた。そうしたところ、石は急に軽くなり難なくこの地まで運べてこの地蔵ができ上がった。
元禄六年(1693)癸酉二月吉日の紀年銘があるらしいのですが
格子の隙間からは見つけられません
像高126センチということで お堂の中ではかなり大きく見えました
山地の法面などで見たなら磨崖仏と呼んだだろうとおもいます
元禄六年(1693)癸酉二月吉日の紀年銘があるらしいのですが
格子の隙間からは見つけられません
像高126センチということで お堂の中ではかなり大きく見えました
山地の法面などで見たなら磨崖仏と呼んだだろうとおもいます
お堂のそばには青面金剛の祠がありました その右側には陰陽石を前に水神碑が立っています
弥生人のような姿をした青面金剛さんです
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