西光寺の魚籃観音 伊賀市槇山

年代不詳

中国唐の時代に魚売りの美しい女性がいた たくさんの男たちが求婚したが 魚売りの女性は『観音経』『金剛経』『法華経』を暗唱できることを結婚の条件にあげたので 男たちは競って経典を暗唱した そして全ての経典を暗唱した一人の若者に嫁ぐことになった しかし女性は暫くして亡くなってしまう 実はその女性は三つの経典を広めるために出現した観音さんの化身であった
というのが魚籃観音さんのお話しです 中国生まれの観音さんです
西光寺の墓地 無縁墓の片隅で立ってみえました
大漁祈願や海上安全を願ってお祀りされることが多いらしいのですが
ここのように墓地においでなのは法華経の滅罪の功徳を勧めてということでしょうか
 
唐風の衣を着て魚の入った籠を手にしています
足は裸足というのもお決まりらしいです
 
伊賀焼のふるさと 山門の仁王さんは陶製

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