老ケ野の三面地蔵 津市美杉町八知

 室町時代

美杉町八知の辺りには少し珍しい地蔵さんが残されています

三角柱の三面に地蔵さんが彫られた三面地蔵さんで 
県道667号沿いの老ケ野の路傍に佇む大洞石の三面に彫られた三体の地蔵さん

こちらは正面右奥面 どの面もかなり摩耗が進んでいます
太田古朴氏は美杉村史の中で室町時代の作としています

左奥面は表情が少し残っていて目鼻の特徴的な表現がよくわかります
同じ八知の小田地区にある願音寺の三面地蔵さんと似た表情です

参考書籍

「美杉村史下巻」P619 美杉村  

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